授業資料/08

Brush up: 復習
- Training: 実習問題
Report: レポート
- Exercises: 課題
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Brush up: 復習 †

これまで駆け足で学習してきたが，このあたりで「わからなくなってきた」という悲鳴があがる率が高くなる．そこで，この辺りで一回総復習を行う．よく分からなくなっている個所からじっくりとやり直し，きちんと理解できるようになるまで実習するのが良い．また，これまでの授業内容が理解できているものはさらなる熟達をめざして実習を行う．実習にあたっては，教官と TA をこきつかって良い(^-^)．

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Training: 実習問題 †

実習

例えば mkfiles 100 とすると，000.dat, 001.dat, ... 099.dat という100個のファイルを作るコマンド makfiles を作成してみよ．
ただし，001.dat, ... 100.dat の100個でも良い．
なにか文字列や数字を「揃えた」表示にするには bash だと printf という命令が便利だ．マニュアルや web を見てみよう．
[-10,10] の範囲に入る数字を乱数でつくり，それを 5つ並べてスペースで区切って出力するコマンドを作れ．
例えば，awk には乱数を作る能力がある．マニュアルを見てみよう．
[-10,10] の範囲の乱数を 5つスペースで区切った並べた行を 5行続けて出力するコマンドを作れ．
[-10,10] の範囲の乱数を 5つスペースで区切った並べた行が 5行続けて書かれているファイルを 100個作れ(そういうスクリプトなりを作れ)．
[-10,10] の範囲の乱数を 5つスペースで区切った並べた行が 5行続けて書かれているファイルを 100個あるとき，書きこまれている数字 2500個の平均と分散を求めよ．
1行に5つの数字がスペースで区切られて記述され、その行が2000行あるファイル
num10000.txt を用意した．このファイルに記載されている 10000個の数字の平均と分散を求めよ*1．
e-mail アドレスを管理するコマンドを作ってみよ．例えば，そのコマンドを ead という名前にしたとする．で，次のような機能が欲しい，ということだ(引数の与え方などは自分で使いやすいようにして良い)．
- メールアドレスの正引き
  ead␣-n␣taro
  とすると，名前に taro という文字列を含む人の e-mail アドレスが出力される．
- メールアドレスの逆引き
  ead␣-e␣taro
  とすると，e-mail アドレスに taro という文字列を含む人の名前が出力される．
- メールアドレスのデータ追加
  ead␣-a␣taro␣taro@mail.adress.com
  とすると，名前が taro で e-mail アドレスが taro@mail.adress.com というデータを記憶する．
- メールアドレスのデータ削除
  ead␣-d␣taro
  とすると，名前が taro のデータを削除する．
  ead␣-d␣taro@email.address.com
  とすると e-mail アドレスが taro@mail.adress.com というデータを削除する．